活動レポート2024年01月期

竹富島地域自然資産財団の環境保全活動をピックアップして紹介します。

2024年1月8日

「星砂の話」展

令和5年12月26日~令和6年1月27日の期間において、重要文化財に指定される旧与那国家住宅初の展示会【みる・よむ・きく・つくる 竹富島の島ことば絵本「星砂の話」展】を開催しました。

常設展示では、絵本の原画やことばの解説ポスターをはじめ、さまざまな作品やグッズだけでなく、竹富島在住で写真家の水野暁子氏の作品も展示しました。また、1月8日に実施した「星砂の話」展の特別イベントでは、島の子どもたちを中心に多くの方にご参加いただきました!

イベントでは、絵本のアニメーションを上映し、子どもたちも竹富島のことば「テードゥンムニ」で朗読を行ったほか、絵本に登場する星の子どもたちをイメージしたモビールを作るワークショップなども実施しました。


絵本「星砂の話」は、なぜ竹富島に星砂があるのかについての民話を題材にしたもので、制作にあたっては内盛スミさんから3年がかりで伝承を聞き取りしたものになります。

竹富島には今なお多くの民話や童話が伝承されていますが、こうした機会を通じて、島の子どもたちだけでなく観光客の方々にも、新しい視点から竹富島の文化を体感していただければ幸いです。