活動レポート2021年12月期

竹富島地域自然資産財団の環境保全活動をピックアップして紹介します。

2021年12月24日

麦畑の除草

先日、小学校、保育所の子供たちと一緒に植え付けを行った麦畑で、草取りを行いました。およそ1ヵ月が経ち、無事に芽が出て5cm程に成長しています。そしてまだ多くはありませんが、麦のまわりに雑草が出始め、畝(うね)と畝の間にも雑草が目立つようになっていたので、1回目の除草を行いました。じつは今回の麦の植え付けにあたっては、除草作業の軽減を図り、畝と畝の間をちょうど耕運機が通れる幅に設定していました。麦の芽の周りの雑草は手で丁寧に取り除きましたが、畝と畝の間の雑草は耕運機で1度通過するだけで取り除かれ土に鋤き込まれました。耕運機による除草は効率が良く、また畝の間を除草すると、畑自体が非常にきれいに見えます。今回は実験的ではありましたが、今後作付面積を増やしていき、限られた人数で畑運用を行うためにもぜひ採用していきたいです。

2021年12月20日

竹富町海洋教育サミット

竹富島地域自然資産財団は、西表島の大原小学校で開催された竹富町海洋教育サミットに参加し、その自然環境保全活動を紹介しました。 竹富小中学校の生徒さんとビーチクリーンを行い、漂着ペットボトルのラベルを読んで「どこの国から流れ着いたのか」などを調査したこと、耕作放棄地の外来種植物を駆除して粟(あわ)の栽培を行い、種子取祭(たねどりさい)の 供物として奉納したこと、井戸の中や開発予定地周辺の生態系調査をしたことなどを発表しました。発表を行った理事は竹富島出身で、子どもの頃の海での遊びや体験、大人になってからの保全活動についても触れて、竹富町の島々の海がいかに豊かで、また楽しく遊べるかについても語りました。子どもたちからの発表は、ビーチクリーンやカヤック・シュノーケリングの体験学習、祭の伝統芸能の継承、 日々の暮らし方など多岐に渡り、三線を弾いて踊ったり劇や動画を作ったりと、様々な趣向を凝らした発表が見られました。

2021年12月18日

粟と大豆の植え付け

カンナージ畑で粟の種まきを行いました。均等にまけるよう所々に目印(月桃の茎)を差しての「バラまき」とラインに沿って規則正しく行われた筋蒔きをほぼ半量ずつ行いました。粟の種は非常に小さく、どこにどれだけまけたのかがわからないため、砂に混ぜて土と見分けられるようにするなど注意しながらまきました。竹富島で収穫され、奉納された粟で種子取祭がとり行われ、美味しいイーヤチが沢山食べられ、さらに新しい粟の楽しみ方の開発が行われるなど、カンナージ畑の主力作物となった粟。今回は作付面積を大幅に拡大したので総量はもちろん、面積あたりの収穫量も前回を上回ることが期待されます。また同時に、クモーマミ(小浜大豆)も種まきしました。小浜島在来の大豆で、以前は竹富島でも盛んに栽培されていたため、お年寄りからは、独特の風味の豆腐や味噌を懐かしむ声が聞かれます。こちらも栽培を定着し、復活させていきたいです。