活動レポート2022年01月期

竹富島地域自然資産財団の環境保全活動をピックアップして紹介します。

2022年1月19日

フクギの植樹

防風林の再生事業として行われている外周路沿いのフクギ植え付け地で、フクギの追加植樹を行いました。植え付けを開始してごく初期の段階で枯れてしまったフクギの場所に、財団事務所でポットに入れて世話をしている苗を試しに植えました。直根性のフクギは、植木鉢やポットに長く入れておくと根がまっすぐ伸びず、土に植えても下に根が伸びていかないため、大きく育たないという指摘があります。しかしまた同時に、時間が経てば根は下に伸び始めていくという意見もあり、それを検証してみたいと思います。植樹した場所には大きめの石を置いて目印とします 。


2022年1月11日

ペットボトルの減容

海洋漂着ごみの再生事業の一環で、回収された海洋ペットボトルを減容機で圧縮、減容しました。漂着ペットボトルを繊維として生ま れ変わらせるプロジェクト「UpDRIFTTM(アップドリフト)」への協力で、輸送コストを削減するべく、財団が回収したペットボトルを小さくして送るための作業となります。およそ750個のペットボトルが圧縮されて1つのブロックにまとまり、この日は2個のブロックを作りました。


2022年1月9日

子供たちが海浜清掃

昨年の9月、竹富島の東にあるアイヤル浜に子供たちの手によって設置された「海洋ゴミステーション」は、ビーチを訪れ、海洋漂着物を拾った人に利用してもらうための漂着物専用のゴミ箱です。今回は地元の子供たちが中心となって、ステーションとその周囲の清掃、キトッチ浜の海浜清掃を行いました。ゴミステーションはよく活用されていて、回収してもまたすぐに満杯になってしまいます。島の子供たちはビーチクリーンの経験が豊富で、笑顔で大人顔負けにテキパキと動いていました。ゴミステーションの維持管理には入島料が充てられ、回収されたペットボトルやプラスチックは再利用されています。