活動レポート2022年06月期

竹富島地域自然資産財団の環境保全活動をピックアップして紹介します。

2022年6月6日

キャップ回収箱の設置

近年耳にすることが多くなった「アップサイクル」という言葉ですが、これは、もはや不要になった物や製品を、より良い品質や新たな価値を持つものとしてアップグレードして役立てることです。財団でも不用品や漂着ゴミなどを使って、様々なアップサイクルを行っていますが、ここで紹介するのはペットボトルキャップのアップサイクルです。島民だけでなく観光客の皆さまの協力を得て、ペットボトルキャップの回収を行います。回収されたキャップは株式会社ジャパックスさんへ送られ、非食品用のポリ袋(ゴミ袋)にアップサイクルされて、ビーチクリーンなどに役立てられます。ペットボトルキャップをアップサイクルする取り組みとして、これまで財団の事務所に設置されていた回収箱を、まちなみ館および中筋集落、西集落、東集落の各会館、計4箇所に新たに設置しました。資源の有効活用から、SDGsの取り組みの輪をひろげていきます。