活動レポート2020年9月期

竹富島地域自然資産財団の環境保全活動をピックアップして紹介します。

2020年9月27日

耕作放棄地の除石

前回の作業のあとは肥料の追加と植え付けをする予定でしたが、耕運機をかけたあとの畑であまりにもサンゴ石のかけらが多くでてしまい、作物の生育にはあまり良くないので取り除く作業をしました。畑一面に広がった大小様々な小石を、手作業で集めて肥料の空袋に詰めました。この小石たちは外周路から海岸に続く道にある窪んだぬかるみに撒くことで有効活用。雑草が生え始めた畑をもう一度耕運機で耕して、やっと追肥と植え付けへと作業を進められます。



2020年9月8日

耕作放棄地の再生拡大

前回は畑周辺に生い茂ってきていた外来種ギンネムを伐採したあと、残りの根を掘り起こし取り除くことで畑にする準備を整えました。今回はトラクターを借りてきて畑を耕しました。ギンネムを伐採した部分まで畑にしたことで畑面積が広がったので、これまでの小型耕運機に代わり、より実用的な耕作機を使用。力強い動きで、より深くまでしっかりと耕してくれます。ただ竹富島の土にはサンゴ石が埋もれていることが多く、砕けて畑に小石を混ぜ込んでしまうことになったり、耕す部品を壊してしまうことがあるので気をつけながら作業をする必要がありました。そろそろ収穫時期となる薩摩芋だけが青々と茂っています。今後は追肥をして畝だてし、新たな作物を植え付けていきます。